車の傷を消すコンパウンドの種類
車の傷を修復する際は、ガラスコーティングがおすすめです。
とはいえ、下地処理の際に使うコンパウンドには種類があるので、初めての人は迷うこともあるでしょう。
今回は、コンパウンドの主な種類について説明していきます。
▼ガラスコーティングの下地処理とは
車のガラスコーティングとは、ガラスの被膜でボディを保護することです。
コーティング剤が隙間に入り込むため、傷を埋めることができます。
しかし、大きい傷はきちんと埋まりません。
事前にコンパウンドによる下地処理を行い、埋まりにくい傷を目立たなくしましょう。
▼粒子が異なる3つのコンパウンド
■中目タイプ
粒子が大きいため、強い研磨力を誇ります。
ですが、本当に大きい傷に使うタイプなので、あまり初心者向けではありません。
■細目タイプ
粒子が細かいコンパウンドです。
大きすぎない荒い傷や、シミの除去などで活躍します。
■極細目タイプ
細目よりもさらに細かい粒子が特徴です。
浅い傷や小さい傷、水あかなどに使ってみてくださいね。
▼形状が異なる2つのコンパウンド
■ペーストタイプ
粘土が高く、どんな場所にも使えます。
ピンポイントで使いたいときにもおすすめです。
■リキッドタイプ
液状なのでの広げやすく、ムラが出にくいタイプです。
ただ乾燥しやすいので、スピーディに作業を進める必要があります。
▼成分が異なる2つのコンパウンド
■油溶性タイプ
よく滑る扱いやすいコンパウンドです。
しかし、傷を埋めても一時的なものになってしまい、時間がたつとまた目立つことがあります。
■水性タイプ
切削性や研磨性に優れたタイプです。
水が主成分になっているため、付着した汚れを楽に落とすことができます。
▼まとめ
コンパウンドはガラスコーティングの下地処理に欠かせないものですが、合わないタイプを選ぶと失敗することがあります。
これから下地処理に挑戦する人は、コンパウンドの性質をよく考え、最適なものを使うようにしましょう。