カーコーティングでムラができる原因と対策
カーコーティングには、外からのダメージを防いでくれたり、洗車が楽になったりするメリットがあります。
しかし、自分でやると施工後にムラができることもあるので、注意が必要です。
今回は、ムラができる原因と対策を紹介していきましょう
▼下地処理が不十分
下地の汚れは、ムラの原因となるものです。
車のボディには、砂やホコリなどの不純物が多く付着しています。
それらを残したままでは、きれいに仕上げることができません。
■不純物が残らないように注意して洗車を行う
汚れによるムラを防ぐには、きちんとカーシャンプーを使い、丁寧に洗うことが大切です。
できれば、トラップ粘土による鉄粉の除去、脱脂剤による油脂の除去などもやってみてください。
可能な限りきれいな状態にしておけば、簡単にムラができることはないでしょう。
▼すべて一気に塗っている
車全体に一気にコーティング剤を塗ると、よくムラができます。
塗る範囲が広すぎて、作業にもムラが発生するからです。
■パーツや境目で分けて塗る
ムラを出さないためには、ドアやバンパー、ボンネットなどのパーツに注目しましょう。
パーツごとに区切って少しずつ塗っていけば、作業が安定するため、ムラを防ぐことができます。
境目で分けることもできるので、事前にチェックしておきましょう。
▼直射日光の当たる場所で作業している
強い日差しが当たる場所では、コーティング剤がすぐ乾燥してしまいます。
乾くと伸びが悪くなるため、均一に塗ることができず、ムラになってしまうのです。
■日陰で作業をする
コーティング剤を乾燥させないためには、日陰になる場所を選びましょう。
天気の良い日でも、ガレージなどで作業をすれば塗りやすくなります。
良い場所が見つからない場合でも、曇りの日を選んでおけば大丈夫です。
▼まとめ
ムラができたまま硬化してしまうと、一度はがしてやり直さなければいけません。
余計な手間を増やさないためにはここで紹介した原因と対策を参考にしながら、上手な塗方を考えてみてくださいね。